上水道は日常生活の中でも最も基本となる重要なインフラ設備です。

日本は世界でも類を見ないほど高度に水道システムが整備されている国で、水道水は基本的にそのまま飲んでも健康に何の問題もないクォリティを誇っていることはよく知られていますが、安定供給がほぼ確実に保証されているという観点でも極めて優秀と言えます。そのために住宅や店舗、工場などの水道に関する設備は断水が発生することを想定したものとはなっていません。

つまり何らかの原因で水道供給が遮断された場合には、大きな混乱を招くことが懸念されます。大規模な災害であれば仕方ない部分もありますが、水道工事を行う場合には断水を発生させない不断水工法の採用が進んでいます。住宅密集地での水道工事や大型商業施設、公共の建物など、工事の場所を問わずに不断水工法を採用するメリットは、工事に関するコストの削減や工期の短縮が挙げられます。

断水の発生がある場合には、周辺住宅や営業施設などへの事前告知や給水者の手配、休業補償など直接的な工事費とは異なる付帯費用が発生し、総工費を圧迫してしまいます。また手間がかかり住民や利用者の同意を取り付けることも困難な場合があります。不断水工法であればその問題をクリアでき、日常の生活に影響を与えることなく水道工事を完了することができます。生活に密着した存在である水道は、不便を感じさせることのない工事方法(不断水工法)を採用することが必須と言えるでしょう。

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